梅の盆栽「長浜盆梅展」
樹齢250年の梅など、梅の盆栽だけを集めた展覧会「長浜盆梅展」が、ことしも今月から長浜市で開かれています。
展覧会は、長浜市の観光協会が一足早い春の訪れを告げる催しとして、毎年1月から3月にかけて開いているもので、300鉢の梅の盆栽から見頃を迎えた90鉢ほどを代わる代わる展示しています。
このうち「林光」と名付けられた高さ1メートル50センチほどの梅は、ピンク色の花が満開で、水を張り鏡のようになった水盤に映る姿も楽しめます。
また、樹齢は250年、高さ2メートルを超える大作「比夜叉(ひやしゃ)」は、枯れた幹と白い梅の花の対比が印象的で、咲き始めの今はつぼみと花の両方が楽しめます。
訪れた人たちは近づいて花の香りをかいだり、少し離れて全体を眺めたりして見入っていました。
ことしは暖冬の影響で開花が1週間ほど早まり、地元の50代の女性は「つぼみだと思って来たら満開の梅が多く驚いた。きれいで香りもよく来てよかった」と話していました。
長浜盆梅展は、長浜市の慶雲館で3月10日まで開かれています。
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