一鉢600万円も 高価な盆栽の盗難相次ぐ 埼玉 川口
植木の町として知られる埼玉県川口市で、去年から今月にかけて高価な盆栽の盗難被害が相次いでいることが分かり、警察は連続窃盗事件として捜査しています。
このうち、川口市赤山の盆栽業者では13日の朝、自宅の庭で育てているおよそ3000鉢の盆栽のうち、4つの鉢がなくなっていることに気付き、警察に届け出ました。
この業者によりますと、盗まれたのはいずれもヒノキ科の常緑樹を使った、「真柏」と呼ばれる盆栽です。
このうち最も高価なものは、高さ80センチ、幅70センチの樹齢400年の盆栽で、販売価格にして600万円に上るということです。
盆栽を置く場所は、手入れの時などに移動させることがあるため、常に一定ではなかったということで、盆栽業者の飯村誠史さんは「3000鉢もある盆栽のうち比較的、高価な盆栽ばかりがねらわれ計画性を感じます。精魂込めてつくった盆栽が盗まれ、本当に悲しいです」と話していました。
警察によりますと、川口市では去年秋以降、高価な盆栽の盗難被害が相次いでいるということで、警察は連続窃盗事件として捜査しています。
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