八丁平小品盆栽趣味の会、丹精した「和の芸術」紹介【室蘭】

室蘭・八丁平小品盆栽趣味の会(土門修世話人代表、33人)の秋の作品集(A4判15ページ)と、2020年のカレンダー(A3判)が今年も作製された。会員が丹精して育てた鉢の数々が色とりどりに紹介されている。 


作品集は21号目。9月に開かれた第13回小品盆栽展の出品作を中心に116点を掲載。実が鈴なりのヒメリンゴ、ミヤマカイドウ、個性的なクロマツなど多彩だ。


カレンダーの製作は4年目。会員全員の作品のうち「春夏の作品集」「秋の作品集」から一点ずつ掲載した。和の雰囲気を大切に作品名を漢字表記に統一。共に土門世話人代表が一点ずつ作品を撮影するなどして、パソコンで仕上げた。


同会は来年10年の節目を迎える。「作品の写真を撮ってきた中で、作り込んだ盆栽がどう育ったかを見ることができる。歴史も大切」と話し、節目の年の活動を練っている。総務担当の藤島康生さんは「入会し4年ほどですが、育てている盆栽の格好がついてきた。

代表に教わりながら楽しんでいます」と笑顔で作品集とカレンダーをPRした。


いずれも会員向けに配布した。作品集は来年1月下旬まで、八丁平中央町会会館の大ホールに飾る。問い合わせは同会総務部長の工藤勝芳さん、電話0143・45局6342番へ。