葉山一色海水浴場の海の家で「盆栽×サウナ×夕日」 初コラボイベント

同施設にはコンテナ型移動式ビーチサウナ(採暖室)も設置。サウナブランド「TTNE(ととのえ)」の秋山大輔さんは「中高校生の頃からサーフィンをしていたので湘南にはよく来ていた。


大人になっても都内から来るのは一色海岸」というほど一色が好き。サウナの入り方を教えてくれた松尾大さんと出会い、フィンランドを中心に北欧5カ国11カ所でサウナを体験したという秋山さんは「日本でサウナというと、おじさんのものというイメージが強いが、本来サウナは海や湖の近くにあって、汗をかいた後、水風呂ではなく、海や湖に入る、女性も子どもも利用する、心身ともに整える場所だということが分かった」という。



「日本でもビーチカルチャーとして広めたいと考え、北海道の洞爺湖や鎌倉の長谷などにサウナをプロデュースしてきた。海岸でコンテナ型のサウナはここが初めて」と話す。


盆栽アーティストの平尾成志さんは30カ国以上で盆栽のデモンストレーションやワークショップ、パフォーマンスを行い、盆栽を通じて文化交流を行っている。


海の家の前で夕暮れと共にパフォーマンスを始め、日の沈んだ19時過ぎ、高さ1メートル程の盆栽が完成した。



平尾さんは「砂浜で行ったのは初めて。足が砂に取られ危なかった」と汗を拭きながら話し、「この盆栽はこれで終わりではない、この新しい形の海の家と一緒に育っていくことを願っている」とメッセージを添えた。